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CSSプロパティ辞典

【CSSセレクタ】E:root

:root』で、HTMLドキュメントのルート要素を指定できます。これは『html』とセレクタ指定をした場合と等価になりますが『詳細度』(優先度)が『:root』の方が高いです。IE8以下では動きませんのでご注意ください。

この『:root』の使い道ですが、『!important』を使用せずに単純にCSSの詳細度を上げたい場合などに使用されます。なので詳細度で困ったときは文頭に『:root 』と記述すると幸せになれるかもしれません。

サンプルコード
:root { background-color: yellow;} /* 『:root』の方が詳細度が高いため背景が黄色になります。 */
html { background-color: blue;} /* 『:root』の方が詳細度が高いためこの指定は反映されません。 */
:root p { color: red;} /* 『!important』を使用せず、単純に詳細度を上げたい場合はこのように記述すると良いです。 */
p { color: blue;} /* 『:root p』の記述の方が詳細度が高いためこの指定は反映されません。 */
ブラウザでの表示結果
:root { background-color: yellow;} /* 『:root』の方が詳細度が高いため背景が黄色になります。 */
html { background-color: blue;} /* 『:root』の方が詳細度が高いためこの指定は反映されません。 */
:root p { color: red;} /* 『!important』を使用せず、単純に詳細度を上げたい場合はこのように記述すると良いです。 */
p { color: blue;} /* 『:root p』の記述の方が詳細度が高いためこの指定は反映されません。 */

<p>ここはp要素です。</p>

対応ブラウザ
IE6 IE7 IE8 IE9 IE10 IE11 Safari Chrome Firefox Opera

iPhone Safari Android2系 標準ブラウザ Android4系 標準ブラウザ

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