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CSSプロパティ辞典

clear

手前に存在しているフロートされた要素(浮動要素)の回り込みを解除します。

サンプルコード
div.test { float: none;}
div.test1 { float: left;}
div.test2 { float: right;}
指定可能な値一覧
概要
none手前に存在している浮動要素の回り込みを解除しません。この『none』が初期値です。
both手前に存在している浮動要素の回り込みを全て解除します。
left手前に存在している『float』プロパティが『left』となっている浮動要素の回り込みを解除します。
right手前に存在している『float』プロパティが『right』となっている浮動要素の回り込みを解除します。
ブラウザでの表示結果
<div style="float: left; width: 200px; background-color: #ff0;">ここはdiv要素です。『float: left』、『width: 200px』と指定しています。</div>
<p style="clear: left;">ここはp要素です。『clear: left』と指定し、手前にいる浮動要素の回りこみを解除しています。</p>

<div style="float: right; width: 200px; background-color: #ff0;">ここはdiv要素です。『float: right』、『width: 200px』と指定しています。</div>
<p style="clear: right;">ここはp要素です。『clear: right』と指定し、手前にいる浮動要素の回りこみを解除しています。</p>

<div style="float: left; width: 200px; background-color: #ff0;">ここはdiv要素です。『float: left』、『width: 200px』と指定しています。</div>
<p style="clear: both;">ここはp要素です。『clear: both』と指定し、手前にいる浮動要素の回りこみを解除しています。</p>

対応ブラウザ
IE6 IE7 IE8 IE9 IE10 IE11 Safari Chrome Firefox Opera

iPhone Safari Android2系 標準ブラウザ Android4系 標準ブラウザ

概要

手前に存在しているフロートされた要素(浮動要素)の回り込みを解除します。

厳密には手前にいる浮動要素の回りこみを解除しているというわけではなく、手前にいる浮動要素の高さと同じだけの上方向のマージンを自動生成するという処理が行われています。自動生成された上方向のマージンは『クリアランス』と呼ばれます。ちなみに、『clear』プロパティと『margin-top』プロパティを同時に指定してしまった場合は『clear』プロパティで生成した『クリアランス』が優先されますのでご注意ください。

<div style="float: left; width: 200px; background-color: #ff0;">ここはdiv要素です。『float: left』、『width: 200px』と指定しています。</div>
<p style="clear: both; margin-top: 1000px;">ここはp要素です。『clear: both』、『margin-top: 1000px』と指定しています。『クリアランス』が優先されるため、上方向のマージンは『1000px』になりません。</p>

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