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Enumerable.GroupBy()
シーケンスの要素をキーごとにグループ化する LINQ の拡張メソッドです。キー引き で高速アクセスできる『ToLookup()』も合わせて解説します。
構文
using System.Linq; // キーセレクターでグループ化します。 IEnumerable<IGrouping<TKey, T>> groups = source.GroupBy(x => キー); // キーと値を別々に指定してグループ化します。 IEnumerable<IGrouping<TKey, TVal>> groups2 = source.GroupBy(x => キー, x => 値); // 辞書のようにキーで直接アクセスできる Lookup を作成します。 ILookup<TKey, T> lookup = source.ToLookup(x => キー);
メソッド一覧
| メソッド | 概要 |
|---|---|
| GroupBy(keySelector) | キーセレクターでグループ化した『IGrouping』の列挙を返します。 |
| GroupBy(keySelector, elementSelector) | グループ内の要素も変換してグループ化します。 |
| GroupBy(keySelector, resultSelector) | 各グループをまとめて変換した結果を返します。 |
| ToLookup(keySelector) | 即時評価でキーと要素のコレクションをマッピングした『Lookup』を返します。 |
サンプルコード
using System;
using System.Collections.Generic;
using System.Linq;
var products = new List<(string Name, string Category, int Price)>
{
("りんご", "果物", 150),
("みかん", "果物", 80),
("にんじん", "野菜", 100),
("バナナ", "果物", 120),
("キャベツ", "野菜", 200),
};
// カテゴリーでグループ化します。
var groups = products.GroupBy(p => p.Category);
foreach (var group in groups)
{
Console.WriteLine($"【{group.Key}】");
foreach (var item in group)
Console.WriteLine($" {item.Name}: {item.Price}円");
}
// グループ内の要素数と合計を集計します。
var summary = products.GroupBy(p => p.Category)
.Select(g => new
{
Category = g.Key,
Count = g.Count(),
Total = g.Sum(x => x.Price),
});
foreach (var s in summary)
Console.WriteLine($"{s.Category}: {s.Count}件, 合計 {s.Total}円");
// ToLookup でキーを指定して素早くアクセスします(即時評価)。
ILookup<string, string> lookup = products.ToLookup(p => p.Category, p => p.Name);
foreach (var name in lookup["果物"])
Console.WriteLine(name);
概要
『GroupBy()』は遅延評価で動作し、グループを表す『IGrouping<TKey, TElement>』の列挙を返します。各グループは『Key』プロパティでグループキーを取得でき、そのまま列挙すると要素を取り出せます。
『ToLookup()』は即時評価のため、作成後はキーを指定して複数回参照するのに向いています。『ToLookup()』は存在しないキーにアクセスしても例外を投げず、空のシーケンスを返します。一方、同様に見える『Dictionary』はキーが存在しない場合に例外を投げます。
グループ化した後に並べ替えを行う場合は『Enumerable.OrderBy()』を参照してください。グループごとの集計には『Enumerable.Count() / Sum() / Average()』が役立ちます。
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