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PHPとは

みなさまどうもこんにちわ。

初めましての方ははじめまして、どこかの記事をお読み頂いた方はまたお会いできて光栄でございます。

PHP入門編へようこそおいでくださいました。この項目では初心者の方向けに『PHP』(ピーエイチピー)を解説していきたいと思います。

まず『PHP』って何それおいしいの?ってお話なんですが、『PHP』とはHTMLに組み込みをすることに特化したプログラム言語の一つで、何を隠そう当サイトもPHPで構築されていたりしています。

これまでHTMLだけでウェブサイトを構築してた方が『PHP』を覚えた場合、「今までの俺は何をしていたんだろう...orz」となってしまうくらいの攻撃力を秘めています。なのでみなさんもバシッと『PHP』を覚えてしまってください。

『PHP』に限らず、動的ウェブサイトの構築方法を覚えると色々と捗ります。『PHP』は『Hypertext Preprocessor』の略語から命名されてたりしますがこれは特に覚えなくても大丈夫です。

ちなみに『PHP』は『CUI』(コマンドライン)でも処理をさせることができます。『PHP』はその経緯からHTMLに組み込みして使うものだと思われてしまうことが多いですが、『PHP』は標準関数が非常に充実しておりますので『CUI』で実行させても強い味方となってくれるでしょう。

『CUI』(Character User Interface)とはコマンド(キーボード)だけで操作を行う『OS』(オペレーションシステム)のことです。『コマンドライン』、『コマンドラインインターフェース』とか呼ばれることもあります。グラフィック的な機能は基本的にございません。以下の画像のような画面で操作していく感じになりますね。

「操作にコマンドだけしか使えないし、グラフィックがないからエッチな画像も見れないし」って感じでちょっと不便な感じがするかもしれませんが、グラフィックがない分、処理速度が桁違いに早くなります。昨今の高スペックPCに『CUI』ベースでOSを組み込みすると笑ってしまうくらい処理が早いです。ぬるっぬるで動きます。

サーバー目的で構築したPCなどに対してはグラフィックを組み込む必要がないので負荷の軽減目的から『CUI』ベースで組み込みをするのが一般的です。ちなみにみなさんが今閲覧している当サイトのサーバーも『CentOS』というOSの『CUI』ベースで構築されています。グラフィックの組み込みはしていません。

それに対してマウスを使ってグラフィック上で操作するOSは『GUI』(Graphical User Interface)と呼ばれます。こちらは慣れ親しんだ感じかと思います。

昨今の『WindowsOS』や『MacOS』なんかは『GUI』の一種になりますね。『GUI』と『CUI』はよく現場でも使用される言葉なので覚えておきましょう。

というわけでございますのでHTMLに関してはガッチリ書ける状態でないとちんぷんかんぷんになってしまうこと請け合いです。「HTMLなんて全く書けないぜぇ」って方はHTMLの入門系参考書とかをがっつり読んでおくことをオススメします。「当サイトで勉強したいぜ!」っていう粋でイケメンで美少女な方は『HTML入門編』から読み進めて頂ければ幸いです。

というわけで早速やっていきましょう。

最初に『PHP』の概要と歴史について軽く触れて行きたいと思います。『PHP』はラスマス・ラードフ(Rasmus Lerdorf)様が最初に開発しました。カナダ人の方で、著者も大変お世話になっています。「I love Canada!」でございます。時期的には1995年中頃になりますね。

PHPが出て数年はかなり使用者が少なく、マニアックな言語という扱いでした。当時のプログラマーさんも「『PHP』なんて全く使ったことないぜ!」って方が大多数だったと思います。というのも初期の『PHP』は機能が少なく、当時のPCからすると処理も重く、バグ等もかなりある状態だったので『PHP』で構築するメリットがほとんどなく、『C言語』や『Perl』等で動的ウェブサイトを構築する方がほとんどでした。著者も当時は『C言語』(C++)とか『Perl』とかを使ってガリガリと動的ウェブサイトを構築していました。

時代が流れて2005年頃に『PHP5』というバージョンが登場します。この頃に多数の機能追加、バグの修正が行われ、PCスペックの向上も相まって『PHP』を使用する人が急激に増え、動的ウェブサイトの構築に特化している故の利便性から『PHP』は再評価されることとなりました。この辺は『JavaScript』と似ていますね。

動的ウェブサイトを構築する目的で構成された処理パッケージを『ウェブフレームワーク』とか呼んだりしますが、『ウェブフレームワーク』という言葉が生まれるはるか前から動的ウェブサイトの構築に特化した言語なので言ってしまえば『ウェブフレームワーク』の先駆けの存在といっても過言ではないです。

『PHP』が爆発的に普及したのが2009年頃の『PHP5.3』というバージョンが出てからになります。『PHP5.3』の進化ぶりは凄まじく、機能が多数追加され非常に安定して動くようになり、とっても使いやすくなりました。今でもものすごい速度で進化を続けています。

この記事を執筆している現在(2015年)では『PHP5.6』が登場しており、今現在の最新版です。ですので当項目でも『PHP5.6』を中心に解説していきたいと思います。2015年後半頃には『PHP7』というのが公開される予定になっています。『PHP6』はトラブルが多発して開発が中止になってしまったみたいです。なので『PHP6』は存在しません。次のバージョンは『PHP7』になります。

ちなみに昨今のPCスペックが跳ね上がったとはいえ、PHPはスクリプト言語になりますので処理はちょっと重めです。PHPで構築された超複雑な処理を『C言語』(C++)で書き直すと処理速度が数百倍に跳ね上がったりすることもざらにあります。
※スクリプト言語とはソースコードを記述したらそのまま動くような言語の総称です。

しかし、当サイトのようなクリエイターさん向けのノウハウとかを紹介する感じの単純なウェブサイトでは『C言語』とかで実装すると逆に面倒くさいし管理が大変になっちゃいます。

ウェブサイトの構築に特化したPHPで実装するということは簡単な記述で処理が組めるということになりますので、管理コストなどを考えると非常にメリットです。目的に合わせて言語を使い分けると良いかもしれませんね。

(´-`).。oO(数ある高級言語の中で『C言語』(C++)の処理の早さは桁違いなのでございます...)

(´-`).。oO(ちなみにPHPは『C言語』で出来ているはずです...最近のバージョンはどうなのでしょうね...)

(´-`).。oO(もしご興味あれば調べてみてください...この世界は『C言語』で出来ています...)

そしてPHPを書けるようになると他のプログラム言語の学習が容易になるという利点があります。私は『C言語系』という呼び名で呼んでいますが、今現在メジャーなプログラム言語はC言語の構文や考え方を継承されていることが非常に多く、『C言語系』の言語をひとつでもマスターしてしまえば同じような感じなので他言語の学習が非常に容易になります。長年やっているプログラマーさんが色んな言語を書ける秘密はこういうところにあったりします。

というわけで『PHP』の歴史と概要については以上になりますね。

次の項目ではPHPの環境構築を作っていきたいと思います。ではこの辺で。またお会いしましょう。

この記事は桜舞が執筆致しました。

著者が愛する小型哺乳類

桜舞 春人 Sakurama Haruto

ISDN時代から様々なコンテンツを制作しているちょっと髪の毛が心配な東京在住のプログラマー。生粋のロングスリーパーで、10時間以上睡眠を取らないと基本的に体調が悪い。好きなだけ寝れる生活を送るのが夢。ゲームとスポーツと音楽が大好き。誰か髪の毛を分けて下さい。

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