HTMLを書く前の環境構築: ブラウザ編

みなさまどうもこんばんにちわ。続きましての環境構築、『ブラウザ』に関してもろもろやっていきましょう。

『ブラウザ』とは『ウェブブラウザ』の事で、今みなさんがこの記事をみるために使っているソフトウェア全般の事です。一般的に『ブラウザ』と呼ばれています。

ブラウザはいくつかの種類があり、PCブラウザで一般的なのは『Internet Explorer』(インターネットエクスプローラー)、『Google Chrome』(グーグルクローム)、『Firefox』(ファイアフォックス)、『Safari』(サファリ)、『Opera』(オペラ)の5種類となっています。

なんでこんなに種類があるのか、という事ですが単純に作ってる組織が違うからだったりします。ブラウザはパソコンの使用においてかなり重要なソフトウェアのひとつなので、そこを独占していきたいと大手企業さんは考えるのですね。逆にボランティアに近い形でブラウザ開発している組織もあります。

そして重要なところなのですが、同じHTMLファイルでもそれを表示したブラウザによって見え方が違ったりします。

ですので商用サイトを作成する場合はほぼすべてのブラウザで問題なく見えるようにウェブサイトを作成する必要があり、みなさんも可能な限り全てのブラウザをインストールしなくてはなりません。

インストール先は以下となります。Internet ExplorerとSafariに関してはOS標準ブラウザとなりますのでインストール先はございません。

Google Chrome
https://www.google.co.jp/chrome/browser/

Firefox
https://www.mozilla.org/ja/firefox/new/

Opera
http://www.opera.com/ja

さて、これらのブラウザの中で中々手強いのがInternet Explorerとなります。マイクロソフトさんが制作、管理しているブラウザになりますね。

WindowsOSに標準でインストールされているため非常にシェアが高いです。しかし、独自仕様の処理が導入されていたり、最新技術の対応が遅かったり、Web基準を無視した処理を行ったりと中々手強いブラウザです。

インターネットが普及し始めた頃はInternet ExplorerだけがWeb基準を守れていたという時期があったのですが、今ではInternet Explorerに合わせてWebページを作ると他のブラウザでデザインが崩れてしまうことが多いです。

というわけでWebの開発を勉強中であるみなさんはメインブラウザをInternet Explorer以外のブラウザに切り替えることをオススメします。勉強を進める際も必ずInternet Explorer以外のブラウザを中心に捉えて進めていきましょう。

Internet Explorerを基準に捉えて文法等を覚えてしまうとWeb基準から遠く離れた文法になってしまう危険性があるということと、Internet Explorer以外のブラウザで使用可能な処理が2年後くらいにやっと導入されたり導入すらされなかったりと、新技術の対応が非常に悪く、勉強している技術そのものが後追いになってしまう可能性がありますので要注意です。

他のブラウザはWeb基準をしっかり前向きに守っているので大きくデザインが崩れるということは少ないので、基本的にどのブラウザを使って頂いても大丈夫です。最近ですと『Google Chrome』か『Safari』か『Opera』あたりがオススメですね。スマホのブラウザのレンダリングエンジンと同じエンジンが実装されているので親和性が高いです。

ちなみにWeb基準は『W3C』という非営利団体が決定し、世界レベルで標準化を図っています。今現在のインターネットの基礎技術を確立したティム・バーナーズ＝リー氏が率いる団体ですね。『W3C』が世界基準です、これはたまに現場で出てきますので覚えておきましょう。

さて、無事に各ブラウザのインストールが完了したらHTMLにおける環境構築は終了となります、お疲れ様でした。次の記事からは実際にHTMLを記述していきます。これからちょっとおもしろくなってくると思いますので引き続き頑張っていきましょう。ではではー。

この記事は桜舞が執筆致しました。

著者が愛する小型哺乳類

桜舞 春人 Sakurama Haruto ISDN時代から様々なコンテンツを制作しているちょっと髪の毛が心配な東京在住のプログラマー。生粋のロングスリーパーで、10時間以上睡眠を取らないと基本的に体調が悪い。好きなだけ寝れる生活を送るのが夢。ゲームとスポーツと音楽が大好き。誰か髪の毛を分けて下さい。

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