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【環境構築】SQLの実行環境

SQL の開発環境を構築する方法を解説します。SQL はデータベースを操作するための言語です。軽量な SQLite から本格的な MySQL / PostgreSQL まで、複数の選択肢があります。

SQLite で始める(最も手軽)

SQLite は軽量なデータベースで、サーバーのインストールが不要です。学習やちょっとした動作確認に最適です。

OSインストール方法
macOSmacOS には SQLite が標準搭載されています。追加インストールは不要です。
LinuxUbuntu / Debian 系は『sudo apt install sqlite3』、Fedora / RHEL 系は『sudo dnf install sqlite』で入ります。
Windowssqlite.org から『sqlite-tools-win-x64-XXXX.zip』をダウンロードして展開、その場所を環境変数 PATH に追加します。

Windows での SQLite インストール手順

sqlite.org/download.html を開き、『Precompiled Binaries for Windows』セクションから『sqlite-tools-win-x64-XXXXXXX.zip』をダウンロードします。バージョン番号の数字は時期によって異なります。

sqlite.org のダウンロードページで sqlite-tools-win-x64 の ZIP リンクに赤矢印

ダウンロードした ZIP を右クリック → 『すべて展開』で C:\sqlite のようにスペースを含まない浅い階層に展開します。展開後のフォルダには『sqlite3.exe』(SQLite 本体の CLI)、『sqldiff.exe』(2つのデータベースの差分表示)、『sqlite3_analyzer.exe』(データベースファイルの構造・統計を分析)、『sqlite3_rsync.exe』(リモートの SQLite データベースを rsync 風に同期)の 4 つの実行ファイルが入っています。通常使うのは『sqlite3.exe』で、残り 3 つは用途に応じて使い分けます。

エクスプローラーで C:\sqlite 配下を開き、sqlite3.exe が見えている状態

※ Windows 11 のエクスプローラーではアドレスバーが『This PC > Local Disk (C:) > sqlite』のようにパンくず形式で表示されます。『C:\sqlite』のようなテキスト形式のパスで確認したい場合は、アドレスバーをクリック(または『Ctrl + L』)するとテキスト表示に切り替わります。

『スタートメニュー』の検索欄で『環境変数』と入力し『システム環境変数の編集』を開きます。『環境変数』ボタンをクリック、『Path』を選んで『編集』→『新規』で C:\sqlite を追加してください。

追加後、PowerShell またはコマンドプロンプトを開き直して以下で確認します。

sqlite3 --version
3.53.0 2026-04-09 11:41:38 4525003a53a7fc63ca75c59b22c79608659ca12f0131f52c18637f829977f20b (64-bit)

※ 先頭のバージョン番号(ここでは『3.53.0』)に続く日時とハッシュ値(『4525003a...』)は、ダウンロードしたリリースによって異なります。末尾の『(64-bit)』はビルドされたビット数で、SQLite 自体の動作には影響しません。

バージョンの確認

macOS / Linux / Windows 共通で、以下のコマンドでバージョンを確認できます。

sqlite3 --version
3.43.2 2023-10-10 12:17:52 ...

対話モードで試す

ターミナルで以下のコマンドを実行すると、SQLite の対話モードが起動します。

sqlite3 test.db

対話モードで SQL を入力して実行できます。

テーブルを作成します。

CREATE TABLE users (
    id INTEGER PRIMARY KEY,
    name TEXT NOT NULL,
    age INTEGER
);

データを挿入します。

INSERT INTO users (name, age) VALUES ('綾波レイ', 14);
INSERT INTO users (name, age) VALUES ('碇シンジ', 14);

データを取得します。

SELECT * FROM users;

実行結果です。

1|綾波レイ|14
2|碇シンジ|14

対話モードを終了します。

.quit

MySQL のインストールと接続

MySQL は最も広く使われているデータベースの一つです。Web アプリケーション開発でよく採用されています。

OSインストール方法
macOSHomebrew で『brew install mysql』を実行します。Homebrew は macOS 用のパッケージマネージャです。インストールされていない場合は公式サイト(https://brew.sh/)の手順に従ってインストールしてください。
LinuxUbuntu / Debian 系は『sudo apt install mysql-server』、Fedora / RHEL 系は『sudo dnf install mysql-server』で入ります。
WindowsMySQL 公式サイトから『MySQL Installer for Windows』をダウンロードして実行します。GUI インストーラーで MySQL Server / Workbench / Shell などを一括導入できます。

Windows での MySQL インストール手順

MySQL Installer のダウンロードページを開きます。『mysql-installer-community-X.X.XX.X.msi』のような MSI インストーラをダウンロードしてください。Oracle アカウントでのサインインを求められますが、ページ下部の『No thanks, just start my download.』からアカウント無しでもダウンロードできます。

MySQL 公式 DL ページで MSI ダウンロードリンクに赤矢印

ダウンロードした MSI をダブルクリックで実行します。UAC(ユーザーアカウント制御)の確認が出たら『はい』をクリックしてください。

セットアップタイプの選択画面では『Server only』『Client only』『Full』『Custom』の 4 種類から選びます。学習用途では Full がおすすめで、MySQL Server に加えて MySQL Workbench、MySQL Shell、コネクタ類などがまとめて入ります。

MySQL Installer の Choosing a Setup Type 画面で Full を選択

依存パッケージの確認画面(Visual C++ ランタイム等)が出たら、必要なものをインストールしてから『Execute』で進みます。

続いてサーバーの設定画面が表示されます。基本的にはデフォルトのまま『Next』で進めて問題ありません。途中で root ユーザーのパスワード設定を求められますので、必ず控えておいてください。パスワードは任意の文字列で OK で、確認用に同じものを 2 回入力します。

ローカル確認用途なら『root』や『password』など覚えやすいもので問題ありません。入力欄の下に『Weak』と表示されることがありますが、そのまま継続できます。本番運用では強力なパスワード(大文字・小文字・数字・記号を組み合わせた8文字以上)を設定してください。

MySQL Installer の Accounts and Roles 画面で root パスワード設定

インストールが完了したら、PowerShell またはコマンドプロンプトで以下を実行して動作確認します。MySQL Installer は自動で PATH を通してくれるため、追加設定は通常不要です。

mysql --version
mysql  Ver 8.4.X for Win64 on x86_64 (MySQL Community Server - GPL)

PowerShell で mysql --version を実行してバージョンが表示された画面

サーバーの起動と接続(macOS / Linux)

macOS の Homebrew でインストールした場合は、以下でサーバーを起動します。Windows の MySQL Installer はインストール時にサービスとして自動起動が設定されるため、この手順は不要です。

brew services start mysql
==> Successfully started `mysql` (label: homebrew.mxcl.mysql)

ターミナルから MySQL に接続します。これで対話モードが始まります。なお、『-p』オプションを付けるとパスワードの入力を求められます。

mysql -u root -p
Enter password: ********

パスワードは入力しても画面に表示されません(セキュリティ上の仕様です)。Homebrew でインストールした直後は、パスワードが設定されていない場合があります。その場合は何も入力せず Enter を押すか、『mysql -u root』で接続してください。

※ 接続時に『Can't connect to local MySQL server through socket』と表示された場合は、サーバーが起動していない可能性があります。こちらを参照してください。

データベースを作成して選択します。

CREATE DATABASE mydb;
Query OK, 1 row affected (0.01 sec)
USE mydb;
Database changed

あとは通常の SQL が実行できます。

CREATE TABLE users (
    id INT AUTO_INCREMENT PRIMARY KEY,
    name VARCHAR(50) NOT NULL,
    age INT
);
Query OK, 0 rows affected (0.03 sec)

対話モードを終了するには『exit』と入力します。

exit
Bye

macOS / Linux で Homebrew / apt の MySQL を停止するには以下を実行します。

brew services stop mysql
Stopping `mysql`... (might take a while)
==> Successfully stopped `mysql` (label: homebrew.mxcl.mysql)

MySQL のアンインストール

続いて MySQL をアンインストールする方法のご紹介です。データベースのデータも完全に削除したい場合は、アンインストール前にデータディレクトリの保存場所を確認する必要がありますので、対話モードで以下を入力してください。先に MySQL をアンインストールをしてしまうと、データディレクトリ保存場所の確認ができませんので手順を間違えないようご注意ください。

SELECT @@datadir;
/opt/homebrew/var/mysql/

macOS で Homebrew からアンインストールする場合は以下を実行します。

brew uninstall mysql

先ほど確認したパスを指定してデータディレクトリを削除します。

rm -rf /opt/homebrew/var/mysql

Windows の場合は、『設定』→『アプリ』→『インストールされているアプリ』から『MySQL Server』『MySQL Installer』『MySQL Workbench』などを個別にアンインストールします。データも消したい場合は C:\ProgramData\MySQL 配下を手動で削除してください(隠しフォルダなので、エクスプローラーで『隠しファイルを表示』にチェックを入れる必要があります)。

PostgreSQL のインストールと接続

PostgreSQL は高機能で信頼性の高いデータベースです。複雑なクエリや大規模システムに向いています。

OSインストール方法
macOSHomebrew をインストール後、ターミナルで『brew install postgresql』を実行します。
LinuxUbuntu / Debian 系は『sudo apt install postgresql』、Fedora / RHEL 系は『sudo dnf install postgresql-server』で入ります。
WindowsPostgreSQL 公式サイトからインストーラー(EDB 製)をダウンロードして実行します。

Windows での PostgreSQL インストール手順

PostgreSQL 公式ダウンロードページから『Download the installer』リンクを開き、最新バージョンの Windows x86-64 用インストーラをダウンロードします。

PostgreSQL 公式ダウンロードページで Windows インストーラリンクに赤矢印

ダウンロードした実行ファイルをダブルクリックで起動します。UAC(ユーザーアカウント制御)の確認が出たら『はい』をクリックしてください。

インストーラーが起動すると『Setup - PostgreSQL』の Welcome 画面が表示されます。『Next』をクリックして進めます。

PostgreSQL Setup ウィザードの Welcome 画面

インストール先ディレクトリを選びます。特に理由がなければデフォルト(C:\Program Files\PostgreSQL\17 など)のまま『Next』で進めて問題ありません。

Select Components』画面では、インストールするコンポーネントを選択します。特にこだわりがなければ全てチェックされた状態のまま『Next』で進めます。

コンポーネント概要
PostgreSQL Server本体。必須。
pgAdmin 4GUI 管理ツール。
Stack Builder追加ツール(PostGIS 等)を後から入れるためのツール。普段は不要。
Command Line Toolspsql、pg_dump など。必須

PostgreSQL Setup の Select Components 画面(全コンポーネントチェック済み)

Data Directory』画面ではデータ保存先のディレクトリを指定します。こちらもデフォルトのまま『Next』で進めて問題ありません。

続いて『Password』画面でスーパーユーザー(postgres)のパスワードを設定します。『Password』と『Retype password』に同じ文字列を 2 回入力してください。学習用途では短めでも構いませんが、必ず控えておいてください。次回以降の接続時に必要になります。

ローカル確認用途なら『postgres』や『password』など覚えやすいもので問題ありません。本番運用では強力なパスワード(大文字・小文字・数字・記号を組み合わせた8文字以上)を設定してください。

PostgreSQL Setup のスーパーユーザーパスワード設定画面

ポート番号はデフォルトの 5432 のままで問題ありません。ロケールも Default locale のままで OK です。

インストールが完了したら、『Stack Builder を起動するか?』と聞かれます。追加ツールが特に必要なければチェックを外して『Finish』で閉じてください。

インストーラは自動的にサービスとして PostgreSQL を登録し、起動します。コマンドラインツールの PATH も自動で設定されますので、PowerShell またはコマンドプロンプトを開き直して以下で確認できます。

psql --version
psql (PostgreSQL) 17.X

PowerShell で psql --version を実行してバージョンが表示された画面

バージョンを指定したインストール(macOS)

macOS で Homebrew からインストールする場合、バージョンを指定したいときは『@』の後にメジャーバージョンを付けます。

brew install postgresql@17

インストール後、サーバーを起動します。

brew services start postgresql
==> Successfully started `postgresql` (label: homebrew.mxcl.postgresql)

※ バージョンを指定してインストールした場合、以下のエラーが表示されることがあります。

brew services start postgresql
Error: Formula `postgresql@18` is not installed.

この場合は、インストール時に指定したバージョンを付けて起動してください。

brew services start postgresql@17
==> Successfully started `postgresql@17` (label: homebrew.mxcl.postgresql@17)

PostgreSQL への接続

ターミナルから PostgreSQL に接続します。これで対話モードが始まります。

psql -U postgres

Windows で公式インストーラ経由で入れた場合は、インストール時に設定した postgres ユーザーのパスワードを求められますので入力してください。

※ 接続時に『connection to server on socket "/tmp/.s.PGSQL.5432" failed』と表示された場合は、サーバーが起動していない可能性があります。こちらを参照してください。『role "postgres" does not exist』と表示された場合はこちらを参照してください。

データベースを作成して接続します。

CREATE DATABASE mydb;
CREATE DATABASE
\c mydb
You are now connected to database "mydb" as user "postgres".

テーブル作成とデータ操作は MySQL とほぼ同じです。

CREATE TABLE users (
    id SERIAL PRIMARY KEY,
    name VARCHAR(50) NOT NULL,
    age INTEGER
);
CREATE TABLE

対話モードを終了するには『\q』と入力します。

\q

サーバーを停止するには以下のコマンドを実行します(macOS / Linux の Homebrew / apt 経由)。

brew services stop postgresql
Stopping `postgresql`... (might take a while)
==> Successfully stopped `postgresql` (label: homebrew.mxcl.postgresql)

PostgreSQL のアンインストール

PostgreSQL をアンインストールする場合は、まずサーバーを停止してください。最初にサーバーが動いているか確認します。

brew services list
Name          Status  User  File
postgresql@17 started _root

started』と表示されている場合は停止します。

brew services stop postgresql
Stopping `postgresql`... (might take a while)
==> Successfully stopped `postgresql` (label: homebrew.mxcl.postgresql)

次にバージョンの確認が必要なので以下のコマンドを実行します。

psql --version
psql (PostgreSQL) 17.3

続いて PostgreSQL をアンインストールする方法のご紹介です。データベースのデータも完全に削除したい場合は、アンインストール前にデータディレクトリの保存場所を確認する必要がありますので、対話モードで以下を入力してください。先に PostgreSQL をアンインストールをしてしまうと、データディレクトリ保存場所の確認ができませんので手順を間違えないようご注意ください。

SHOW data_directory;
/opt/homebrew/var/postgresql@17

以下のコマンドでアンインストールします。バージョンに合わせて『postgresql@17』のように記述を変更してください。

brew uninstall postgresql@17

先ほど確認したパスを指定してデータディレクトリを削除します。

rm -rf /opt/homebrew/var/postgresql@17

Windows の場合は、『設定』→『アプリ』→『インストールされているアプリ』から『PostgreSQL』を選んでアンインストールします。データも消したい場合は C:\Program Files\PostgreSQL\17\data 配下を手動で削除してください。

SQL の書き方(大文字と小文字)

SQL の教材やドキュメントでは、キーワードを大文字で書くのが一般的です。

SELECT name, salary FROM employees WHERE department = '営業';

これは 1970 年代に SQL が生まれた頃、コンピュータが大文字しか扱えなかったことに由来します。当時はパンチカードで命令を入力していた時代で、COBOL や FORTRAN など同時期の言語も全て大文字でした。その名残で、SQL 標準の仕様書でもキーワードは大文字で記載されており、「キーワードは大文字、テーブル名・列名は小文字」という慣習が定着しました。

ただし、SQL 自体は大文字と小文字を区別しません。以下の 3 つは全て同じ結果になります。

SELECT name FROM employees;
select name from employees;
Select Name From Employees;

現在ではエディタのシンタックスハイライト(構文の色分け)が充実しているため、小文字で書いてもキーワードの区別は容易です。大文字・小文字どちらを使うかはチームやプロジェクトの方針次第ですが、当サイトでは SQL 標準の慣習に従い、キーワードを大文字で統一しています。

オンラインで試す

インストールなしでブラウザから SQL を試せるサービスもあります。環境構築の前に、まず SQL の文法に慣れたい方におすすめです。

サービス特徴
DB FiddleMySQL・PostgreSQL・SQLite に対応しています。左にテーブル定義、右にクエリを書いて実行できます。
SQLite OnlineSQLite に特化したオンラインエディタです。シンプルな画面ですぐに SQL を試せます。

オンラインサービスは手軽ですが、データは保存されません。本格的な学習や開発には、ローカル環境の構築をおすすめします。

おすすめのエディタ

SQL ファイル(『.sql』)の作成や、データベースの管理に便利なツールを紹介します。

ツール特徴
VSCodeSQL 関連の拡張機能が豊富で、SQL の構文ハイライト・補完・データベース接続が行えます。無料。正式名は『Visual Studio Code』。
Sublime Text軽量で動作が非常に速いエディタです。シンプルな画面でコーディングに集中できます。Windows / macOS / Linux 対応。
秀丸エディタ1993年リリース、日本で長年愛されている国産テキストエディタです。動作が軽快でマクロ機能も搭載。Windows 専用・買い切り型。
DBeaverMySQL・PostgreSQL・SQLite など多数のデータベースに対応する GUI ツールです。テーブルの閲覧・編集がビジュアルに行えます。無料。

最近では『VSCode』が最も広く使われているらしいのですが、管理人はシンプルかつ軽快に動くエディタが大好物なので現在は『Sublime Text』を愛用しております。良ければ参考にしてやってください。

それと秀丸エディタについて補足をさせてください。秀丸エディタの初リリースは1993年、動作が軽快で正規表現による強力な検索・置換機能を備えており、更に『マクロ』を使って自分好みの設定にすることが可能な本当に素敵なエディタです。最近ですと『マクロ』は『アドオン』なんかが該当しますが、なんと1990年代からすでにその機能を実装していたという遙か先の未来を見越したような設計で、そういった面でも大変すばらしいエディタです。

実は管理人もWindows3.1からWindows7頃までずっと秀丸エディタを使ってプログラミングをしていたクチで、長年大変お世話になっています。そして開発者の斉藤秀夫さんは未だに秀丸エディタのアップデートを続けており、例えばWindows11、その他64Bit板のWindowsでも問題なく起動させることができます。秀丸エディタはこちらから購入でき、買い切り型で価格も4000円程度、WindowsOSに入れておくと色々と捗るので買っておいて損はないかなと思います。

(´-`).。oO(管理人は昔からお世話になっている秀夫さんを応援したいので、個別にご紹介させて頂きました...)

(´-`).。oO(しかし30年以上使っているのに支払った金額はたった4000円前後...これほどコスパの良いものが他に存在するのかというレベルですね...)

(´-`).。oO(ではでは続きをどうぞ。環境構築作業、がんばってくださいませ...)

コマンドが見つからないとき

ターミナルで『sqlite3: command not found』『mysql: command not found』『psql: command not found』と表示される場合は、PATH(パス)が通っていない可能性があります。以下の手順で確認・設定してください。

1. コマンドの場所を探します

使いたいコマンドの場所を確認します。

which sqlite3
which mysql
which psql

見つからない場合、よくあるインストール先を確認します。

SQLite:

ls /usr/bin/sqlite3
ls /usr/local/bin/sqlite3

MySQL:

ls /usr/local/mysql/bin/mysql
ls /opt/homebrew/bin/mysql

PostgreSQL:

ls /usr/local/bin/psql
ls /opt/homebrew/bin/psql
ls /usr/local/pgsql/bin/psql

2. 使用しているシェルを確認します

echo $SHELL

/bin/zsh』と表示されたら『~/.zshrc』、『/bin/bash』と表示されたら『~/.bashrc』に設定を書きます。

3. PATH に追加します

コマンドの場所がわかったら、シェルの設定ファイルに PATH を追加します。

macOS (zsh) の場合(MySQL の例):

echo 'export PATH="/usr/local/mysql/bin:$PATH"' >> ~/.zshrc
source ~/.zshrc

Linux (bash) の場合(PostgreSQL の例):

echo 'export PATH="/usr/local/pgsql/bin:$PATH"' >> ~/.bashrc
source ~/.bashrc

Windows の場合は『システムの詳細設定』→『環境変数』→『Path』に各データベースクライアントのインストール先フォルダを追加します(例: MySQL なら C:\Program Files\MySQL\MySQL Server 8.4\bin、PostgreSQL なら C:\Program Files\PostgreSQL\17\bin、SQLite なら C:\sqlite)。

サーバーに接続できないとき

コマンドは見つかるのに接続できない場合は、データベースサーバーが起動していない可能性があります。SQLite はファイルベースのためサーバー不要ですが、MySQL と PostgreSQL はサーバーが動いている必要があります。

MySQL: ソケットエラー

以下のエラーが表示された場合、MySQL サーバーが起動していません。

ERROR 2002 (HY000): Can't connect to local MySQL server through socket '/tmp/mysql.sock' (2)

サーバーの状態を確認します。

brew services list

MySQL が『stopped』や『error』になっている場合は、以下のコマンドで起動します。

brew services start mysql

起動後、再度接続を試します。

mysql -u root -p

それでも接続できない場合は、ソケットファイルの場所が合っていない可能性があります。MySQL が実際に使っているソケットファイルを確認します。

mysql_config --socket

表示されたパスが『/tmp/mysql.sock』と異なる場合は、接続時に『--socket』オプションで指定します。

mysql -u root -p --socket=/var/run/mysqld/mysqld.sock

MySQL: アクセス拒否エラー

以下のエラーが表示された場合、パスワードが間違っているか、ユーザーが存在しません。

ERROR 1045 (28000): Access denied for user 'root'@'localhost' (using password: YES)

Homebrew でインストールした直後は、root ユーザーにパスワードが設定されていない場合があります。パスワードなしで接続を試します。

mysql -u root

接続できた場合は、パスワードを設定しておきましょう。

ALTER USER 'root'@'localhost' IDENTIFIED BY '新しいパスワード';

PostgreSQL: 接続拒否エラー

以下のエラーが表示された場合、PostgreSQL サーバーが起動していません。

psql: error: connection to server on socket "/tmp/.s.PGSQL.5432" failed: Connection refused

サーバーの状態を確認し、起動します。

brew services list
brew services start postgresql

起動後、再度接続を試します。

psql -U postgres

PostgreSQL: ロールが存在しないエラー

以下のエラーが表示された場合、指定したユーザー名のロール(アカウント)が存在しません。

FATAL: role "postgres" does not exist

Homebrew でインストールした場合、デフォルトのロールは macOS のユーザー名になっています。以下のコマンドで接続できます。

psql -d postgres

postgres』ロールを作成したい場合は以下を実行します。

createuser -s postgres

記事の間違いや著作権の侵害等ございましたらお手数ですがまでご連絡頂ければ幸いです。