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AND / OR / NOT
複数の条件を組み合わせて絞り込むための論理演算子です。条件の優先順位に注意して括弧を使うことが重要です。
構文
-- AND:両方の条件を満たす行を取得します。 SELECT 列名 FROM テーブル名 WHERE 条件1 AND 条件2; -- OR:どちらかの条件を満たす行を取得します。 SELECT 列名 FROM テーブル名 WHERE 条件1 OR 条件2; -- NOT:条件を否定します。 SELECT 列名 FROM テーブル名 WHERE NOT 条件; -- 括弧で優先順位を明示します。 SELECT 列名 FROM テーブル名 WHERE 条件1 AND (条件2 OR 条件3);
演算子一覧
| 演算子 | 概要 |
|---|---|
| AND | 左右の条件が両方とも真の場合にのみ真となります。 |
| OR | 左右の条件のどちらか一方でも真であれば真となります。 |
| NOT | 後続の条件の真偽を反転させます。 |
| ( ) | 括弧内の条件を先に評価します。ANDはORより優先されるため、意図した順序で評価させるために使用します。 |
サンプルコード
-- 営業部かつ給与が30万円以上の社員を取得します。 SELECT name, department, salary FROM employees WHERE department = '営業部' AND salary >= 300000; -- 営業部または開発部の社員を取得します。 SELECT name, department FROM employees WHERE department = '営業部' OR department = '開発部'; -- 総務部以外の社員を取得します。 SELECT name, department FROM employees WHERE NOT department = '総務部'; -- 括弧で優先順位を制御します。 -- 「開発部の社員」または「給与30万以上の営業部社員」を取得します。 SELECT name, department, salary FROM employees WHERE department = '開発部' OR (department = '営業部' AND salary >= 300000);
実行結果
-- SELECT name, department, salary FROM employees -- WHERE department = '開発部' OR (department = '営業部' AND salary >= 300000); の結果例 -- +----------+----------+--------+ -- | name | department | salary | -- +----------+----------+--------+ -- | 田中太郎 | 営業部 | 320000 | -- | 鈴木花子 | 開発部 | 280000 | -- | 山田次郎 | 開発部 | 300000 | -- +----------+----------+--------+
データベース別の書き方
『AND』『OR』『NOT』の構文と優先順位は主要なデータベースで共通して使用できます。
SELECT name, department, salary FROM employees WHERE department = '開発部' OR (department = '営業部' AND salary >= 300000);
概要
SQLの論理演算子の優先順位は『NOT』→『AND』→『OR』の順です。たとえば『A OR B AND C』は『A OR (B AND C)』として評価されます。意図しない結果を防ぐため、複雑な条件には積極的に括弧を使用してください。
複数のOR条件を列挙する場合は、『IN』句でまとめて書くとより読みやすくなります。『department = '営業部' OR department = '開発部'』は『department IN ('営業部', '開発部')』と同じ意味です。
『AND / OR / NOT』は『WHERE』句だけでなく、『HAVING』句などでも同様に使用できます。
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