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Ruby辞典

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&:メソッド名 / Method / method()

対応: Ruby 1.9(2007)

『&:メソッド名』はシンボルをProcに変換する省略記法です。『method()』はメソッドをオブジェクトとして取得します。

構文

# &:メソッド名 でブロックを省略します。
コレクション.map(&:メソッド名)
# 以下と同等の処理です。
コレクション.map { |要素| 要素.メソッド名 }

# method() でメソッドオブジェクトを取得します。
メソッドオブジェクト = オブジェクト.method(:メソッド名)

# メソッドオブジェクトを & で Proc に変換して渡します。
コレクション.map(&メソッドオブジェクト)

メソッド一覧

構文・メソッド概要
&:シンボルシンボルの『to_proc』を呼び出し、Procに変換してブロックとして渡します。
method(:名前)レシーバのメソッドをMethodオブジェクトとして返します。
to_procSymbolやMethodをProcオブジェクトに変換します。
respond_to?オブジェクトが指定したメソッドを持つかどうかを確認します。

サンプルコード

sample_symbol_to_proc_method.rb
# &:メソッド名 でブロックを省略して書きます。
words = ["hello", "world", "ruby"]
upcased = words.map(&:upcase)
puts upcased.inspect  # ["HELLO", "WORLD", "RUBY"]

# 整数変換にも使えます。
str_numbers = ["1", "2", "3", "4"]
integers = str_numbers.map(&:to_i)
puts integers.inspect  # [1, 2, 3, 4]

# nil を除外する実用例です。
# 『itself』はオブジェクト自身を返すメソッドです。
mixed = ["桐生一馬", nil, "真島吾朗", nil, "秋山駿"]
members_only = mixed.select(&:itself)
puts members_only.inspect  # ["桐生一馬", "真島吾朗", "秋山駿"]

# method() でメソッドをオブジェクトとして取り出します。
def transform(text)
  text.upcase + "!"
end

transform_method = method(:transform)
puts transform_method.call("hello")  # HELLO!

# method() を & でブロックとして渡します。
words = ["hello", "world"]
puts words.map(&method(:transform)).inspect  # ["HELLO!", "WORLD!"]
ruby symbol_to_proc_method.rb
["HELLO", "WORLD", "RUBY"]
[1, 2, 3, 4]
["桐生一馬", "真島吾朗", "秋山駿"]
HELLO!
["HELLO!", "WORLD!"]

概要

『&:メソッド名』はRubyで最もよく使われる省略記法のひとつです。内部では『Symbol#to_proc』が呼ばれ、ブロック『{ |x| x.メソッド名 }』と同等のProcが生成されます。

『method(:名前)』を使うとメソッドをファーストクラスオブジェクトとして扱えるため、コールバックや関数合成に活用できます。引数を受け取るメソッドは『&:メソッド名』の形では引数を渡せないため、引数が必要な場合は通常のブロック記法を使ってください。

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