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puts / print / p / pp
コンソールへ出力するメソッドです。用途によって使い分けることで、デバッグや表示が効率的になります。
構文
# 文字列として出力し、末尾に改行を加えます。 puts 値 puts 値1, 値2 # 複数の引数は1行ずつ出力します。 # 改行なしで出力します。 print 値 # オブジェクトのデバッグ表示を出力します(inspect の結果)。 p 値 p 値1, 値2 # より読みやすい形式でデバッグ出力します(Ruby 2.5以降)。 pp 値
メソッド一覧
| メソッド | 概要 |
|---|---|
| puts | 値を文字列に変換して出力し、末尾に改行を加えます。配列を渡すと1要素ずつ出力します。 |
| 値を文字列に変換して出力します。改行を加えません。 | |
| p | 『inspect』メソッドの結果を出力します。文字列は引用符付きで表示され、戻り値はオブジェクト自身です。 |
| pp | ネストしたオブジェクトを読みやすく整形して出力します。デバッグ用途に適しています。 |
| printf | 書式文字列を使って出力します。C言語の『printf』に相当します。 |
サンプルコード
# puts は to_s で変換して改行付きで出力します。
puts "こんにちは" # こんにちは
puts 42 # 42
puts [1, 2, 3] # 1行ずつ: 1、2、3
# print は改行なしで出力します。
print "A"
print "B"
print "C"
puts # 改行を入れます → ABC
# p は inspect の結果を出力します(デバッグ用)。
p "こんにちは" # "こんにちは"(引用符付き)
p nil # nil
p [1, "two", :three] # [1, "two", :three]
# puts との違いを比較します。
puts "hello" # hello(引用符なし)
p "hello" # "hello"(引用符付き)
# pp でネストしたデータを整形して表示します。
データ = {
name: "田中",
scores: [85, 92, 78],
address: { city: "東京", zip: "100-0001" }
}
pp データ
# printf で書式を指定して出力します。
printf("名前: %-10s 点数: %3d点\n", "田中", 85)
printf("名前: %-10s 点数: %3d点\n", "山田一郎", 92)
概要
用途に応じて出力メソッドを使い分けます。ユーザーへの表示には『puts』や『print』、デバッグには『p』や『pp』が適しています。
『p』は戻り値がオブジェクト自身であるため、メソッドチェーンの途中に挿入してデバッグすることができます。本番コードに『p』や『pp』を残したままにしないよう注意してください。これらはデバッグ専用メソッドで、本番出力には『puts』または適切なロガーを使います。
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