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Ruby辞典

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数値.even? / odd? / zero? / between? / clamp

整数・数値が持つ判定メソッドです。偶奇・ゼロ判定・範囲判定など、条件分岐の記述を簡潔にします。

構文
# 偶数かどうかを判定します。
整数.even?

# 奇数かどうかを判定します。
整数.odd?

# ゼロかどうかを判定します。
数値.zero?

# 正の数かどうかを判定します。
数値.positive?

# 負の数かどうかを判定します。
数値.negative?

# min 以上 max 以下かどうかを判定します。
数値.between?(min, max)

# min と max の間に収める(クランプ)。
数値.clamp(min, max)

# 無限大かどうかを判定します(Float のみ)。
浮動小数点数.infinite?

# NaN(非数)かどうかを判定します(Float のみ)。
浮動小数点数.nan?
メソッド一覧
メソッド概要
even?偶数のとき『true』、奇数のとき『false』を返します。整数のみ使用可能です。
odd?奇数のとき『true』、偶数のとき『false』を返します。整数のみ使用可能です。
zero?値がゼロのとき『true』を返します。整数・浮動小数点数の両方に使えます。
positive?正の数のとき『true』を返します(ゼロは含みません)。
negative?負の数のとき『true』を返します(ゼロは含みません)。
between?(min, max)min以上max以下のとき『true』を返します。
clamp(min, max)値をmin〜maxの範囲に収めて返します。範囲外なら最も近い端の値を返します。
infinite?正の無限大なら『1』、負の無限大なら『-1』、それ以外は『nil』を返します(Floatのみ)。
nan?NaN(非数)のとき『true』を返します(Floatのみ)。
サンプルコード
# even? / odd?
puts 4.even?   # true
puts 7.odd?    # true
puts 0.even?   # true(0は偶数)

# zero? / positive? / negative?
puts 0.zero?       # true
puts (-5).negative?  # true
puts 3.positive?   # true

# between?: 範囲の判定。
puts 5.between?(1, 10)   # true
puts 15.between?(1, 10)  # false

# clamp: 値を範囲内に収めます。
puts 5.clamp(1, 10)   # 5(範囲内なのでそのまま)
puts 0.clamp(1, 10)   # 1(最小値に設定)
puts 15.clamp(1, 10)  # 10(最大値に設定)

# 実用例: ゲームのHP管理(0〜100の範囲に収める)。
hp = 120
hp = hp.clamp(0, 100)
puts "HP: #{hp}"  # HP: 100

# infinite? / nan?: Float 特有の状態チェック。
puts (1.0 / 0).infinite?   # 1(正の無限大)
puts (-1.0 / 0).infinite?  # -1(負の無限大)
puts (0.0 / 0).nan?        # true(NaN)
概要

Rubyの慣例として、真偽値を返すメソッドには末尾に「?」を付けます。これらのメソッドを使うことで、条件式が自然な英語に近い形で書けます(例: 『if n.even?』)。

『clamp』はスライダーUIの値調整やゲームのステータス管理など、値を特定の範囲に制限したい場面で非常に便利です。Ruby 2.7以降では範囲オブジェクトも引数に使えます(例: 『n.clamp(1..10)』)。

『even?』『odd?』は整数(Integer)にしか使えません。浮動小数点数に呼び出すと『NoMethodError』が発生します。型の確認が必要な場合は事前に『Integer(n)』などで変換してください。

整数の反復処理は『数値.times / upto / downto』を、数値の丸め処理は『数値.abs / round / ceil / floor』を参照してください。

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