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配列.insert / delete / delete_at / compact
配列の任意の位置に要素を追加・削除したり、『nil』を取り除いたりするメソッドです。
構文
# 指定した位置に要素を挿入します。
配列.insert(インデックス, 要素, ...)
# 指定した値の要素をすべて削除します。
配列.delete(値)
配列.delete(値) { 見つからなかった場合の戻り値 }
# 指定したインデックスの要素を削除します。
配列.delete_at(インデックス)
# nil 要素を取り除いた新しい配列を返します。
配列.compact
# nil 要素を直接取り除きます(破壊的)。
配列.compact!
メソッド一覧
| メソッド | 概要 |
|---|---|
| insert(idx, elem, ...) | 指定したインデックスの位置に要素を挿入します。負のインデックスを指定した場合は末尾からの位置になります。 |
| delete(val) | 指定した値に一致するすべての要素を削除し、削除した値を返します。見つからない場合は『nil』を返します。 |
| delete_at(idx) | 指定したインデックスの要素を削除し、その要素を返します。 |
| compact | 配列から『nil』を除いた新しい配列を返します。元の配列は変更されません。 |
| compact! | 元の配列から直接『nil』を除去します。変更があれば配列自身を、なければ『nil』を返します。 |
サンプルコード
色 = ["赤", "青", "黄"]
# insert でインデックス1の位置に挿入します。
色.insert(1, "緑")
puts 色.inspect # ["赤", "緑", "青", "黄"]
# 複数の要素を同時に挿入できます。
色.insert(2, "紫", "橙")
puts 色.inspect # ["赤", "緑", "紫", "橙", "青", "黄"]
# delete で値を指定して削除します。
色.delete("橙")
puts 色.inspect # ["赤", "緑", "紫", "青", "黄"]
# 見つからない場合のデフォルト値をブロックで指定します。
結果 = 色.delete("白") { "見つかりませんでした" }
puts 結果 # 見つかりませんでした
# delete_at でインデックスを指定して削除します。
削除された = 色.delete_at(0)
puts 削除された # 赤
puts 色.inspect # ["緑", "紫", "青", "黄"]
# compact で nil を除去します。
データ = [1, nil, 2, nil, 3, nil]
puts データ.compact.inspect # [1, 2, 3]
puts データ.inspect # [1, nil, 2, nil, 3, nil](元は変わらない)
# compact! で元の配列を直接変更します。
データ.compact!
puts データ.inspect # [1, 2, 3]
概要
『insert』は配列の中間に要素を追加する場合に使います。末尾への追加なら『push』や『<<』の方が高速です。『delete』は値を指定して削除し、『delete_at』はインデックスを指定して削除します。
『delete』は一致するすべての要素を削除するため、同じ値が複数ある場合はすべて削除されます。特定の位置の1要素だけを削除したい場合は必ず『delete_at』を使用してください。
『compact』は配列処理の結果に生じた不要な『nil』をまとめて除去する際に便利です。重複要素の削除には『uniq』を、末尾・先頭の操作には『push / pop / shift / unshift』を使用してください。
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