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Python辞典

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print() / input() / repr()

コンソールへの出力、ユーザーからの入力受け取り、オブジェクトの文字列表現取得を行う基本的な組み込み関数です。

構文
# 値をコンソールに出力します。
print(値1, 値2, ..., sep=' ', end='\n', file=sys.stdout)

# ユーザーからキーボード入力を受け取ります。戻り値は常に文字列です。
input(プロンプト文字列)

# オブジェクトの「公式な」文字列表現を返します。
repr(オブジェクト)

# 書式を指定して文字列にフォーマットします。
format(値, 書式指定子)
関数一覧
関数概要
print(*objects, sep, end, file)引数を文字列に変換してコンソールに出力します。複数の値はスペース区切りで出力され、末尾に改行が入ります。
input(prompt)プロンプトを表示してユーザーの入力を待ち、入力された文字列を返します。
repr(obj)オブジェクトの公式な文字列表現を返します。文字列ならクォートが含まれ、eval() で元のオブジェクトを再現できる形式を目指します。
format(value, format_spec)値を書式指定子に従ってフォーマットした文字列を返します。
サンプルコード
# print() の基本的な使い方です。
print("こんにちは、Python!")  # こんにちは、Python!

# 複数の値を出力します。デフォルトの区切り文字はスペースです。
name = "太郎"
age = 20
print("名前:", name, "年齢:", age)  # 名前: 太郎 年齢: 20

# sep でカスタム区切り文字を指定します。
print(2026, 3, 5, sep="-")  # 2026-3-5

# end で末尾の文字を変更します(デフォルトは改行)。
print("ローディング中", end="...")  # 改行せずに続けて出力されます。
print("完了!")

# input() でユーザーから文字列を受け取ります。
# name = input("お名前を入力してください: ")
# print(f"こんにちは、{name}さん!")

# input() の戻り値は常に文字列なので、数値として使う場合は変換が必要です。
# num_str = input("数字を入力してください: ")
# num = int(num_str)  # 文字列を整数に変換します。

# repr() で公式な文字列表現を取得します。
s = "hello\nworld"
print(s)        # hello(改行)world と表示されます。
print(repr(s))  # 'hello\nworld' とエスケープシーケンスが見えます。

# デバッグ時に repr() は便利です。
data = [1, "two", 3.0, None]
print(repr(data))  # [1, 'two', 3.0, None]

# format() で書式を指定して文字列を生成します。
pi = 3.14159265
print(format(pi, ".2f"))    # 3.14(小数点以下2桁)
print(format(1000000, ",")) # 1,000,000(カンマ区切り)
print(format(42, "08d"))    # 00000042(8桁・ゼロ埋め)
print(format(255, "x"))     # ff(16進数)
概要

『print()』はPythonで最もよく使われる出力関数です。内部では各引数に『str()』を呼び出して文字列に変換してから出力します。ファイルへの出力には引数『file』にファイルオブジェクトを指定します(例:『file=sys.stderr』でエラー出力に書き込めます)。

『input()』の戻り値は常に文字列(str型)です。数値として使いたい場合は必ず『int()』や『float()』で型変換してください。変換できない入力が来た場合は ValueError が発生するため、実用的なプログラムでは try-except で例外処理を行います。

『repr()』と『str()』の違いは用途にあります。『str()』は人間が読みやすい形式、『repr()』は開発者向けの形式(デバッグに適した詳細な表現)を返します。独自クラスでは『__repr__()』メソッドを実装することで挙動をカスタマイズできます。文字列フォーマットの詳細については『str.format() / f文字列』を参照してください。

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