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!! 非nullアサーション
Kotlinの『!!』(非nullアサーション演算子)は、Nullable型の値をnon-null型として扱う演算子です。値がnullの場合は『KotlinNullPointerException』がスローされます。
構文
// !! 演算子で Nullable 型を non-null 型に変換します。 val name: String? = "Alice" val length: Int = name!!.length // String? → String として扱います。 // null の場合は KotlinNullPointerException がスローされます。 val nullValue: String? = null val len = nullValue!!.length // 例外スロー
構文一覧
| 構文 | 概要 |
|---|---|
| value!! | null でなければ non-null 型として返します。null なら KotlinNullPointerException をスローします。 |
| value!!.method() | null チェックなしでメソッドを呼び出します。null なら例外がスローされます。 |
| value!!.property | null チェックなしでプロパティにアクセスします。 |
サンプルコード
// !! 演算子のデモ
fun getUser(id: Int): String? = if (id > 0) "User-$id" else null
fun main() {
// null でない場合は正常に動作します。
val name: String? = "Alice"
println(name!!.length) // 5
println(name!!.uppercase()) // ALICE
// スマートキャストが使えない外部関数の結果に使う例
val user = getUser(1)!! // null でないことが分かっている場合
println("ユーザー: $user") // ユーザー: User-1
// !! を使わない安全な代替手法との比較
val nullable: String? = "Kotlin"
// 方法1: !! (nullなら例外)
println(nullable!!.length) // 6
// 方法2: ?.let(安全)
nullable?.let { println(it.length) } // 6
// 方法3: ?: (nullなら代替値)
println(nullable?.length ?: 0) // 6
// null の場合に !! を使うと例外が発生します。
try {
val nullStr: String? = null
println(nullStr!!.length) // ここで例外
} catch (e: NullPointerException) {
println("例外キャッチ: ${e::class.simpleName}") // KotlinNullPointerException
}
}
概要
『!!』演算子はKotlinのNull安全機能をバイパスするため、使用は最小限にすべきです。プロダクションコードで多用すると、Javaの`NullPointerException`と同様の問題が発生します。
注意: nullが確実に入ってこないとわかっている箇所以外での『!!』の使用は危険です。代わりに『?.』演算子や『?:』エルビス演算子、『?.let』によるスマートキャストを検討してください。
Nullable型の基本はNullable 型 / ?. 演算子を、デフォルト値の設定には?: エルビス演算子を参照してください。
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