言語
日本語
English

Caution

お使いのブラウザはJavaScriptが無効になっております。
当サイトでは検索などの処理にJavaScriptを使用しています。
より快適にご利用頂くため、JavaScriptを有効にしたうえで当サイトを閲覧することをお勧めいたします。

Kotlin辞典

  1. トップページ
  2. Kotlin辞典
  3. .ktファイルの作成と実行方法

.ktファイルの作成と実行方法

Kotlin のコードをテキストファイルに保存し、コンパイルして実行する方法を解説します。ファイルの実体はただのテキストファイルで、拡張子を『.kt』にしたものです。

.ktファイルの書き方

テキストエディタで Kotlin のコードを記述し、ファイル名を『.kt』拡張子で保存します。ファイルの文字コードは『UTF-8』で保存してください。

hello.kt
fun main() {
    val name = "Kotlin"
    val version = 2

    println("言語: $name")
    println("バージョン: $version")
    println("Hello, World!")
}

Kotlin のプログラムは必ず『main』関数が実行の起点になります。コードを記述したら、コンパイルして JAR ファイルを生成し、Java で実行します。

kotlinc hello.kt -include-runtime -d hello.jar
java -jar hello.jar
言語: Kotlin
バージョン: 2
Hello, World!

コメントの書き方

.kt ファイルにはコメント(メモ)を記述できます。コメントはコンパイラに無視されるため、コードの説明や注意書きを残すのに使います。

書き方説明
// コメント1行コメントです。『//』の後にスペースを1つ入れて記述します。行末まで有効です。
/* コメント */複数行コメントです。『/*』から『*/』までの範囲がコメントになります。
sample_comments.kt
// プログラムのエントリポイントです。
fun main() {
    /*
      複数行にわたるコメントです。
      処理の説明などを記述するのに使います。
    */
    val message = "Hello, World!"
    println(message)
}
kotlinc sample_comments.kt -include-runtime -d sample_comments.jar
java -jar sample_comments.jar
Hello, World!

実行方法

Kotlin はコンパイル型言語のため、コードを直接実行することはできません。『kotlinc』コマンドで JAR ファイルにコンパイルし、『java -jar』で実行します。

ステップ1: .kt ファイルをコンパイルする

『kotlinc』コマンドで .kt ファイルをコンパイルします。『-include-runtime』オプションで Kotlin の実行ランタイムを JAR ファイルに含め、『-d』オプションで出力ファイル名を指定します。

kotlinc hello.kt -include-runtime -d hello.jar

コンパイルが成功すると、指定した名前の JAR ファイルが生成されます。

ステップ2: 生成された JAR ファイルを実行する

Java の『java -jar』コマンドで生成した JAR ファイルを実行します。

java -jar hello.jar
言語: Kotlin
バージョン: 2
Hello, World!

Kotlin ランタイムがインストールされた環境では、『-include-runtime』を省略して別途 classpath を指定する方法もありますが、上記の方法が最も手軽です。

概要

.kt ファイルはただのテキストファイルです。テキストエディタで Kotlin のコードを書き、拡張子を『.kt』にして保存するだけで作成できます。

Kotlin はコンパイル型言語のため、『kotlinc』でコンパイルして JAR ファイルを生成し、『java -jar』で実行する 2 ステップが必要です。コンパイル時に『-include-runtime』オプションを付けることで、Kotlin のランタイムライブラリを JAR ファイルに含められ、どの環境でも実行しやすくなります。

コメントは1行コメント(『//』)と複数行コメント(『/* */』)の2種類があります。日常的には1行コメントをよく使います。

おすすめのエディタや環境構築については『環境構築』を参照してください。

記事の間違いや著作権の侵害等ございましたらお手数ですがまでご連絡頂ければ幸いです。