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JavaScript辞典

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正規表現.test() / exec()

正規表現オブジェクトのメソッドで、文字列が正規表現のパターンに一致するかどうかを判定します。『test()』は真偽値を返し、『exec()』は一致した詳細情報を返します。

構文
// パターンに一致するかを判定します。
var result = 正規表現.test("文字列");

// 一致した詳細情報を取得します。
var match = 正規表現.exec("文字列");
メソッド一覧
メソッド概要
正規表現.test("文字列")文字列がパターンに一致すれば『true』、一致しなければ『false』を返します。単純な一致判定に適しています。
正規表現.exec("文字列")最初に一致した部分の詳細情報を配列で返します。一致しなかった場合は『null』を返します。キャプチャグループの内容やマッチ位置も取得できます。
よく使う正規表現パターン
パターン概要
^文字列の先頭に一致します。
$文字列の末尾に一致します。
.任意の1文字に一致します。
*直前のパターンの0回以上の繰り返しに一致します。
+直前のパターンの1回以上の繰り返しに一致します。
\d数字1文字に一致します。『[0-9]』と同じ意味です。
\w英数字またはアンダースコア1文字に一致します。
[abc]『a』『b』『c』のいずれか1文字に一致します。
(パターン)グループ化します。一致した部分をキャプチャグループとして取得できます。
サンプルコード
// test()で一致判定を行う例
var pattern = /^\d{3}-\d{4}$/; // 郵便番号の形式を定義します。
console.log(pattern.test("123-4567")); // 『true』と出力されます。
console.log(pattern.test("abc-defg")); // 『false』と出力されます。
console.log(pattern.test("12-345"));   // 『false』と出力されます。

// exec()で詳細情報を取得する例
var emailPattern = /(\w+)@(\w+\.\w+)/;
var result = emailPattern.exec("連絡先: taro@example.com です");
console.log(result[0]); // 『taro@example.com』と出力されます。一致した文字列全体です。
console.log(result[1]); // 『taro』と出力されます。1つ目のキャプチャグループです。
console.log(result[2]); // 『example.com』と出力されます。2つ目のキャプチャグループです。
console.log(result.index); // 『4』と出力されます。一致した開始位置です。

// 一致しない場合
var noMatch = emailPattern.exec("メールアドレスなし");
console.log(noMatch); // 『null』と出力されます。
実行結果

上記のコードを実行すると、コンソールには以下のように出力されます。

true
false
false
"taro@example.com"
"taro"
"example.com"
4
null
概要

『正規表現.test()』は文字列がパターンに一致するかどうかを『true』か『false』で返す、最もシンプルなマッチングメソッドです。入力値のバリデーションや条件分岐に適しており、一致するかどうかだけを知りたい場合に使用します。

『正規表現.exec()』は一致した文字列の詳細情報を配列で返します。配列の『[0]』には一致した文字列全体、『[1]』以降にはキャプチャグループの内容が格納されます。さらに『index』プロパティで一致した位置を取得できるため、文字列の解析やデータの抽出に適しています。

正規表現のパターンはスラッシュ『/』で囲んで記述します。末尾に『g』フラグを付けるとグローバル検索、『i』フラグを付けると大文字・小文字を区別しない検索になります。文字列側のメソッドで正規表現を使う場合は『文字列.match() / matchAll() / search()』を参照してください。

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