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配列.forEach() / map()対応: ES5(ECMAScript 2009)
配列の各要素に対して順番に関数を実行するメソッドです。『map()』は実行結果から新しい配列を作成します。
構文
// 配列の各要素に対して関数を実行します。
配列.forEach(function(要素, インデックス, 配列) {
// 処理
});
// 各要素を変換して新しい配列を作成します。
var newArray = 配列.map(function(要素, インデックス, 配列) {
return 変換後の値;
});
メソッド一覧
| メソッド | 概要 |
|---|---|
| forEach(関数) | 配列の各要素に対して関数を1回ずつ実行します。戻り値はありません。途中で処理を中断することはできません。 |
| map(関数) | 配列の各要素に対して関数を実行し、その戻り値から新しい配列を作成して返します。元の配列は変更されません。 |
サンプルコード
var numbers = [1, 2, 3, 4, 5];
// forEachで各要素を出力します。
numbers.forEach(function(num, index) {
console.log(index + ": " + num);
});
// mapで各要素を2倍にした新しい配列を作成します。
var doubled = numbers.map(function(num) {
return num * 2;
});
console.log(doubled); // 『2,4,6,8,10』と出力されます。
console.log(numbers); // 『1,2,3,4,5』と出力されます。元の配列は変わりません。
// mapで文字列に変換します。
var labels = numbers.map(function(num) {
return "No." + num;
});
console.log(labels); // 『No.1,No.2,No.3,No.4,No.5』と出力されます。
実行結果
// forEachの出力 "0: 1" "1: 2" "2: 3" "3: 4" "4: 5" // mapの結果 [2, 4, 6, 8, 10] // doubled [1, 2, 3, 4, 5] // numbers。元の配列は変わりません。 ["No.1", "No.2", "No.3", "No.4", "No.5"] // labels
概要
『配列.forEach()』と『配列.map()』はどちらも配列の各要素に対して関数を実行するメソッドですが、目的が異なります。『配列.forEach()』は単純にループ処理を行うためのメソッドで、戻り値はありません。一方『配列.map()』は各要素を変換して新しい配列を作成するためのメソッドで、元の配列は変更されません。
コールバック関数には3つの引数が渡されます。第1引数は現在の要素の値、第2引数はインデックス番号、第3引数は配列そのものです。第2引数と第3引数は省略可能で、必要なければ記述する必要はありません。
『配列.forEach()』はfor文と違い、途中で処理を中断する手段がありません。『break』文は使用できず、『return』文は現在の繰り返しをスキップするだけです。条件に一致した時点で処理を中断したい場合はfor文を使用するか、『配列.some()』の使用を検討してください。
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