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JavaScript辞典

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new Date() / Date.now()

対応: ES1(ECMAScript 1997)

日時を扱うためのDateオブジェクトを作成します。現在日時の取得や、指定した日付の作成、タイムスタンプの取得ができます。

構文

// 現在の日時でDateオブジェクトを作成する
var now = new Date();

// 日付文字列からDateオブジェクトを作成する
var date = new Date("2025-04-15");

// 年・月・日を個別に指定してDateオブジェクトを作成する(月は0始まり)
var date = new Date(年, 月, 日, 時, 分, 秒);

// 現在のタイムスタンプをミリ秒で取得する
var timestamp = Date.now();

// 日付文字列をタイムスタンプに変換する
var timestamp = Date.parse("2025-04-15");

作成方法一覧

書式概要
new Date()引数なしで呼び出すと、現在の日時でDateオブジェクトが作成されます。
new Date("日付文字列")ISO 8601形式の文字列から作成します。『"2025-04-15"』『"2025-04-15T10:30:00"』などが指定できます。
new Date(年, 月, ...)年・月・日・時・分・秒・ミリ秒を個別に指定します。月は『0』が1月、『11』が12月です。
new Date(タイムスタンプ)1970年1月1日からのミリ秒数で作成します。
Date.now()現在のタイムスタンプをミリ秒で返します。Dateオブジェクトは作成されません。
Date.parse("日付文字列")日付文字列をタイムスタンプに変換して返します。無効な文字列の場合は『NaN』を返します。

サンプルコード

// 現在の日時を取得する
var now = new Date();
console.log(now); // 実行時点の日時が出力されます。

// 日付文字列から作成する
var date1 = new Date("2025-04-15");
console.log(date1);

// 年・月・日を個別に指定する(月は0始まりなので3が4月)
var date2 = new Date(2025, 3, 15, 10, 30, 0);
console.log(date2);

// Date.now() で現在のタイムスタンプを取得する
var timestamp = Date.now();
console.log(timestamp); // 1970年1月1日からの経過ミリ秒が出力されます。

// タイムスタンプからDateオブジェクトを作成する
var fromTimestamp = new Date(1713150000000);
console.log(fromTimestamp.toISOString());

// Date.parse() で文字列をタイムスタンプに変換する
var parsed = Date.parse("2025-04-15T10:30:00");
console.log(parsed);

// 処理時間を計測する実用例
var start = Date.now();
for (var i = 0; i < 1000000; i++) {} // 何らかの処理
var end = Date.now();
console.log(end - start + "ミリ秒"); // 処理にかかった時間が出力されます。
// ※ 実行日時により出力が異なります
2025-04-15T00:00:00.000Z
2025-04-15T01:30:00.000Z
2024-04-15T03:00:00.000Z
1744680600000

よくあるミス

ミス1: 月が0始まり

『new Date(年, 月, 日)』の月は0始まりです。1月が0、12月が11に対応するため、4月を指定したい場合は4ではなく3を渡します。

// NG: 4を渡すと5月になる
var date = new Date(2025, 4, 15);
console.log(date.getMonth()); // 4 (5月)

修正後は次の通りです。

// OK: 4月は3を指定する
var date = new Date(2025, 3, 15);
console.log(date.getMonth()); // 3 (4月)

ミス2: 文字列比較でDateを比較しようとする

Dateオブジェクトを『toString()』で文字列化して比較すると、環境によって文字列のフォーマットが異なるため意図通りに動かない場合があります。『getTime()』でタイムスタンプ(数値)に変換すると、大小比較を正確に行えます。

// NG: 文字列に変換して比較するのは不正確
var d1 = new Date("2025-04-01");
var d2 = new Date("2025-12-31");
if (d1.toString() < d2.toString()) {
	console.log("d1が古い"); // 文字列比較は意図通りに動かない場合がある
}

修正後は次の通りです。

// OK: タイムスタンプ(数値)で比較する
var d1 = new Date("2025-04-01");
var d2 = new Date("2025-12-31");
if (d1.getTime() < d2.getTime()) {
	console.log("d1が古い"); // 正確に比較できる
}

概要

Dateオブジェクトは日付と時刻を扱うためのJavaScriptの組み込みオブジェクトです。内部的には1970年1月1日0時0分0秒 UTCからの経過ミリ秒数として日時を管理しています。この基準時点をUNIXエポックと呼びます。

『new Date(年, 月, 日)』で作成する際、月は0から始まります。1月は『0』、12月は『11』です。これはJavaScriptの仕様上、最もよくあるミスの1つです。一方、日は1から始まるため、4月15日は『new Date(2025, 3, 15)』と書きます。

『Date.now()』はDateオブジェクトを作成せずにタイムスタンプだけを取得できるため、処理時間の計測など、日時オブジェクトが不要な場面で効率的です。作成したDateオブジェクトから年・月・日などを個別に取得するには『日付.getFullYear()』などのメソッドを使用します。

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