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<strong> / <em>
『strong』はテキストの重要性を示す要素(デフォルトで太字)、『em』はテキストに強調のニュアンスを与える要素(デフォルトで斜体)で、どちらも意味を持った要素です。
構文
<!-- 重要性・深刻さを示す --> <strong>重要なテキスト</strong> <!-- 強調・アクセントを示す --> <em>強調したいテキスト</em>
タグ一覧(b, i との違い)
| タグ | 概要 |
|---|---|
| strong | テキストの重要性・深刻さ・緊急性を示します。スクリーンリーダーでは強い読み方をするものがあります。デフォルト表示は太字です。 |
| em | テキストに強調のアクセントを付けます。入れ子にするほど強調度が増します。デフォルト表示は斜体です。 |
| b | 意味的な重要性はなく、見た目を太字にするだけの要素です。キーワードや製品名など「注目させたい」テキストに使います。 |
| i | 意味的な強調はなく、見た目を斜体にするだけの要素です。専門用語・外来語・考えやタイトルなどに使います。 |
サンプルコード
<!DOCTYPE html> <html lang="ja"> <head> <meta charset="UTF-8"> </head> <body> <!-- strongで重要な部分を示す --> <p>このファイルを削除すると<strong>元に戻せません</strong>。必ずバックアップを取ってください。</p> <!-- emで強調・ニュアンスを加える --> <p><em>今日中に</em>提出してください。</p> <!-- bとiは見た目だけの装飾 --> <p><b>HTML</b>と<b>CSS</b>はWebの基本技術です。</p> <p>彼は<i>cogito ergo sum</i>(我思う、ゆえに我あり)という言葉を残した。</p> <!-- strongとemの組み合わせ --> <p>パスワードは<strong><em>絶対に</em>他人に教えない</strong>でください。</p> </body> </html>
実行結果
『strong』は太字、『em』は斜体で表示されます。『b』と『strong』は見た目が同じ太字ですが、意味が異なります。
このファイルを削除すると「元に戻せません」。 ← 太字で警告 「今日中に」提出してください。 ← 斜体で強調 「HTML」と「CSS」はWebの基本技術です。 ← 太字(装飾) 彼は cogito ergo sum という言葉を残した。 ← 斜体(ラテン語) パスワードは「絶対に他人に教えない」でください。 ← 太字+斜体
概要
『strong』と『b』はどちらも太字で表示されますが、意味が根本的に異なります。『strong』は「このテキストは重要だ」という意味を持ち、スクリーンリーダーや検索エンジンに伝わります。一方『b』は「見た目を太字にする」だけで意味はありません。同様に『em』と『i』も、前者が意味的な強調、後者が見た目だけの斜体です。
HTMLのタグは見た目ではなく意味で選ぶことが大切です。重要な警告や必須事項には『strong』、文章内でアクセントを付けたい箇所には『em』を使いましょう。単に太字・斜体のスタイルを適用したいだけであれば、CSSの『font-weight: bold』や『font-style: italic』を使う方が適切な場合もあります。
『strong』と『em』は入れ子にすることができます。『em』を2重に入れ子にすると強調度が増します。また、『strong』の中に『em』を入れることで「重要かつ強調」を表現することもできます。
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