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<input> — テキスト系
『<input>』のテキスト系タイプは、1行のテキスト入力欄を作成します。『type』属性に入力の種類を指定することで、ブラウザが適切なキーボードやバリデーションを自動的に提供します。
構文
<input type="text" name="フィールド名" placeholder="入力例" value="初期値">
typeの値一覧(テキスト系)
| type の値 | 概要 |
|---|---|
| text | 1行のテキスト入力欄です。最も基本的なタイプで、制限なくテキストを入力できます。 |
| password | 入力した文字が『●』などで隠されるパスワード入力欄です。 |
| メールアドレス専用の入力欄です。送信時にメールアドレス形式かチェックされます。 | |
| url | URLの入力欄です。送信時に『https://』などの形式かチェックされます。 |
| tel | 電話番号の入力欄です。スマートフォンでは数字キーボードが表示されます。 |
| search | 検索キーワード用の入力欄です。ブラウザによってはクリア(×)ボタンが表示されます。 |
主な属性一覧
| 属性 | 概要 |
|---|---|
| name | フォーム送信時のデータのキー名を指定します。サーバー側でこの名前でデータを受け取ります。 |
| value | 入力欄の初期値を指定します。 |
| placeholder | 入力欄が空のときに薄く表示するヒントテキストを指定します。 |
| required | 必須入力にします。空のまま送信しようとするとエラーが表示されます。 |
| maxlength | 入力できる最大文字数を指定します。 |
| minlength | 入力する最小文字数を指定します。 |
| readonly | 読み取り専用にします。ユーザーは編集できませんが、送信データには含まれます。 |
| disabled | 無効化します。ユーザーは操作できず、送信データにも含まれません。 |
| autocomplete | ブラウザのオートコンプリートの動作を制御します。『on』(有効)・『off』(無効)などが指定できます。 |
| pattern | 正規表現でバリデーションルールを指定します。形式に一致しない場合、送信エラーになります。 |
サンプルコード
<form action="/register.php" method="post">
<!-- テキスト入力 -->
<div>
<label for="username">ユーザー名</label>
<input type="text" id="username" name="username"
placeholder="例: yamada_taro" maxlength="20" required>
</div>
<!-- パスワード入力 -->
<div>
<label for="password">パスワード(8文字以上)</label>
<input type="password" id="password" name="password"
minlength="8" required autocomplete="new-password">
</div>
<!-- メールアドレス入力 -->
<div>
<label for="email">メールアドレス</label>
<input type="email" id="email" name="email"
placeholder="example@example.com" required>
</div>
<!-- 電話番号入力 -->
<div>
<label for="tel">電話番号</label>
<input type="tel" id="tel" name="tel"
placeholder="090-0000-0000"
pattern="[0-9]{2,4}-[0-9]{2,4}-[0-9]{3,4}">
</div>
<!-- URL入力 -->
<div>
<label for="website">ウェブサイト</label>
<input type="url" id="website" name="website"
placeholder="https://example.com">
</div>
<!-- 検索ボックス -->
<div>
<label for="keyword">キーワード検索</label>
<input type="search" id="keyword" name="q"
placeholder="検索キーワードを入力">
</div>
<button type="submit">登録する</button>
</form>
実行結果
ユーザー名・パスワード・メールアドレス・電話番号・URL・検索の6種類の入力欄と登録ボタンが表示されます。パスワード欄の入力は伏字(●)になり、メールアドレス欄は送信時に形式チェックが行われます。スマートフォンでは電話番号欄をタップすると数字キーボードが表示されます。
概要
『type』属性に適切な値を指定することで、ブラウザが自動的にバリデーション(入力値の検証)を行ってくれます。たとえば『type="email"』では「@」が含まれているかチェックし、『type="url"』では『http://』か『https://』で始まっているかを確認します。ただし、ブラウザのバリデーションはあくまで補助的なものです。サーバー側でも必ず入力値の検証を行ってください。
『<label>』と『<input>』は必ず『for』属性と『id』属性で紐付けましょう。紐付けることでラベルをクリックしたときにフォーカスが当たるようになり、スクリーンリーダーでも正しく読み上げられます。
フォームのコンテナについては 『form』 をご覧ください。
対応ブラウザ
14 以前 ×
Android Browser
37 以降 ○
4 以前 ×
Chrome Android
36 以降 ○
17 以前 ×
Firefox Android
79 以降 ○
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