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os.Args / os.Getenv()
コマンドライン引数は『os.Args』スライスで取得でき、環境変数は『os.Getenv()』で読み取れます。CLIツールや設定の外部化に欠かせない機能です。
構文
// コマンドライン引数のスライス(os.Args[0] はプログラム名)
os.Args
// 環境変数を取得する(未設定なら空文字列を返す)
value := os.Getenv("変数名")
// 環境変数を設定する
err := os.Setenv("変数名", "値")
// 環境変数が存在するか確認する
value, ok := os.LookupEnv("変数名")
関数一覧
| 関数 / 変数 | 概要 |
|---|---|
| os.Args | コマンドライン引数の文字列スライスです。os.Args[0] がプログラム名、os.Args[1] 以降が引数になります。 |
| os.Getenv(key) | 指定した名前の環境変数の値を返します。存在しない場合は空文字列を返します。 |
| os.Setenv(key, value) | 環境変数を設定します。現在のプロセスにのみ反映されます。 |
| os.LookupEnv(key) | 環境変数の値と、存在するかどうかの bool 値を返します。未設定と空文字列を区別できます。 |
サンプルコード
package main
import (
"fmt"
"os"
)
func main() {
// コマンドライン引数を確認する
fmt.Println("プログラム名:", os.Args[0])
fmt.Println("引数の数:", len(os.Args)-1)
// 引数が渡されていれば表示する
if len(os.Args) > 1 {
fmt.Println("第1引数:", os.Args[1])
} else {
fmt.Println("引数が渡されていません")
}
// 環境変数を設定して取得する
os.Setenv("APP_ENV", "development")
env := os.Getenv("APP_ENV")
fmt.Println("APP_ENV:", env)
// LookupEnv で存在チェックをしながら取得する
if port, ok := os.LookupEnv("PORT"); ok {
fmt.Println("ポート番号:", port)
} else {
fmt.Println("PORT は未設定です。デフォルト: 8080")
}
}
概要
CLIツールを作る場合、引数解析には標準ライブラリの『flag』パッケージを使うとフラグ形式(『--port=8080』など)を簡単に扱えます。『os.Args』は生の文字列スライスなので、シンプルな引数を扱う場合に適しています。
環境変数は設定ファイルの代わりに使われることが多く、特にコンテナ環境やクラウド環境でよく使われます。『os.Getenv()』は未設定の場合に空文字列を返すため、必須の環境変数を確認するには『os.LookupEnv()』を使って ok フラグで判定するのが安全です。
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