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interface
インターフェースは、型が持つべきメソッドの集合を定義します。Goのインターフェースは暗黙的に実装され、明示的な宣言は不要です。
構文
// インターフェースを定義します。
type インターフェース名 interface {
メソッド名(引数) 戻り値型
}
// 空インターフェース(any)はすべての型を受け入れます。
var v any = "Hello"
var v interface{} = 42
インターフェース一覧
| 構文・型 | 概要 |
|---|---|
| type I interface { M() } | メソッド『M()』を要求するインターフェースを定義します。 |
| any | 『interface{}』の組み込みエイリアスです(Go 1.18+)。すべての型を受け入れます。 |
| interface{} | メソッドが0個の空インターフェースです。すべての型が実装しています。 |
| 型アサーション: v.(T) | インターフェース値を具体的な型に変換します。変換に失敗するとパニックが発生します。 |
| 型アサーション: v, ok := v.(T) | 変換に失敗しても『ok』が『false』になるだけでパニックは発生しません。 |
| 型スイッチ: switch v.(type) | インターフェース値の具体的な型によって処理を分岐させます。 |
サンプルコード
package main
import (
"fmt"
"math"
)
// Shapeインターフェースを定義します。
type Shape interface {
Area() float64
Perimeter() float64
}
// Circle構造体を定義します。
type Circle struct {
Radius float64
}
// CircleがShapeインターフェースを暗黙的に実装します。
func (c Circle) Area() float64 {
return math.Pi * c.Radius * c.Radius
}
func (c Circle) Perimeter() float64 {
return 2 * math.Pi * c.Radius
}
// Rectangle構造体を定義します。
type Rectangle struct {
Width, Height float64
}
// RectangleもShapeインターフェースを実装します。
func (r Rectangle) Area() float64 {
return r.Width * r.Height
}
func (r Rectangle) Perimeter() float64 {
return 2 * (r.Width + r.Height)
}
// インターフェース型を引数に取る関数です。
func printShape(s Shape) {
fmt.Printf("面積: %.2f, 周囲: %.2f\n", s.Area(), s.Perimeter())
}
func main() {
c := Circle{Radius: 5}
r := Rectangle{Width: 3, Height: 4}
printShape(c) // CircleはShapeを満たします。
printShape(r) // RectangleもShapeを満たします。
// 空インターフェースはすべての型を受け入れます。
var anything any = "文字列"
fmt.Println(anything) // 『文字列』と出力されます。
anything = 123
fmt.Println(anything) // 『123』と出力されます。
// 型アサーションで具体的な型に変換します。
var s Shape = Circle{Radius: 3}
if circle, ok := s.(Circle); ok {
fmt.Println("半径:", circle.Radius) // 『半径: 3』と出力されます。
}
// 型スイッチで型ごとに処理を分岐します。
values := []any{42, "hello", true, 3.14}
for _, v := range values {
switch val := v.(type) {
case int:
fmt.Printf("整数: %d\n", val)
case string:
fmt.Printf("文字列: %s\n", val)
default:
fmt.Printf("その他: %v\n", val)
}
}
}
概要
Goのインターフェースは他の言語と異なり、型がインターフェースを実装することを明示的に宣言しません。型が必要なメソッドをすべて実装していれば自動的にそのインターフェースを満たします。これを「ダックタイピング」と呼びます。
型アサーション『v.(T)』は変換に失敗するとパニックを引き起こします。安全に変換するには『v, ok := v.(T)』の2値形式を使用してください。
空インターフェース『any』(旧『interface{}』)はすべての型を格納できますが、使用時は型アサーションや型スイッチで具体的な型に変換する必要があります。型の安全性を保つため、可能な限り具体的なインターフェースを定義することを推奨します。
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