基本データ型
Goには整数・浮動小数点数・文字列・論理値などの基本データ型があります。型ごとにサイズや用途が明確に定義されています。
構文一覧
| 型 | 概要 |
|---|---|
| int / int8 / int16 / int32 / int64 | 符号付き整数型です。『int』はプラットフォームに依存し、64ビット環境では64ビットになります。 |
| uint / uint8 / uint16 / uint32 / uint64 | 符号なし整数型です。負の値を持てない代わりに、正の範囲が2倍になります。 |
| float32 / float64 | 浮動小数点数型です。通常は精度の高い『float64』を使用します。 |
| complex64 / complex128 | 複素数型です。実部と虚部を持ちます。 |
| string | 文字列型です。UTF-8でエンコードされたバイト列です。イミュータブル(変更不可)です。 |
| bool | 論理値型です。『true』または『false』の値を持ちます。 |
| byte | 『uint8』の別名です。バイトデータを扱うときに使います。 |
| rune | 『int32』の別名です。Unicodeコードポイント(1文字)を表します。 |
サンプルコード
sample_basic_types.go
package main
import "fmt"
func main() {
// 整数型
var age int = 25
var score int64 = 9876543210
// 浮動小数点数型
var price float64 = 1980.5
var ratio float32 = 3.14
// 文字列型
var name string = "Itadori Yuji"
greeting := "こんにちは、" + name + "さん"
// 論理値型
var isActive bool = true
// byte と rune
var b byte = 'A' // ASCIIコード 65
var r rune = '日' // Unicodeコードポイント
fmt.Println(age, score)
fmt.Printf("%.1f / %.2f\n", price, ratio)
fmt.Println(greeting)
fmt.Println(isActive)
fmt.Printf("byte: %d, rune: %d\n", b, r)
// 文字列の長さ(バイト数)と文字数
s := "日本語"
fmt.Println(len(s)) // バイト数: 9
fmt.Println(len([]rune(s))) // 文字数: 3
}
go run basic_types.go 25 9876543210 1980.5 / 3.14 こんにちは、Itadori Yujiさん true byte: 65, rune: 26085 9 3
概要
Goの整数型はサイズを明示するものと、プラットフォーム依存の『int』があります。一般的には『int』で十分ですが、バイナリ操作や外部APIとのやり取りでは明示的なサイズを指定することが重要です。
『string』はバイト列であるため、日本語などのマルチバイト文字では『len()』がバイト数を返します。文字数を正確に扱うには『[]rune(s)』に変換してから操作してください。
型の変換(キャスト)は暗黙的に行われないため、異なる型同士の演算は型変換が必要です。
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